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日々のブログ

クロスやリフォーム・リノベーションに関するいろいろな情報やエスアンドアール職人の日々のことなどを書き綴ります。

「クロス貼れる壁・貼れない壁」って?|古民家リフォームを考えている方へ

2025.05.13

「この壁ってクロス貼れるのかな?」
古民家リフォームをご相談いただく中で、いちばん多いお声のひとつです。

というのも、古民家って建てられた年代や、これまでのリフォーム歴によって、壁の素材が本当にさまざまなんです。
しかも、見た目がきれいでも、クロスが貼れるかどうかは別の話だったりして……。

ここでは、よくある壁の素材と、それぞれのクロスとの相性をわかりやすくご紹介します。

古民家の壁、素材によって「貼れる・貼れない」が決まる?

古民家リフォームをご相談いただく中で、いちばん多い質問がこれです。
古民家の壁は、建てられた年代やこれまでのリフォーム歴で、素材がさまざまに違います。見た目はキレイでも、実際にクロスを貼れるかは素材によって変わります。

土壁|そのままではNG。でも、ベニヤ板や石膏ボードなど下地を作れば大丈夫!

古民家といえば、やっぱり「土壁」。
和の風情が感じられて、空気の調湿にも優れた素材なんですが、実はクロスとはちょっと相性が悪いんです。
でも、土壁の上にベニヤ板や石膏ボードを貼って「クロスが貼れる状態」に整えることができます。

砂壁・漆喰|見た目は固そうでも、実はくずれやすい素材。ベニヤでの下地づくりが必要

砂壁や漆喰も、昔の和室でよく使われている素材です。
表面がザラッとしていて固そうに見えますが、意外と粉が落ちてきたり、年数が経つとボロッと崩れることも…。

このタイプの壁は、シーラーと呼ばれる下地材でしっかり固めてからクロスを貼るのが基本です。
状態によっては、土壁と同じくベニヤでの下地づくりが必要になることもあります。

ベニヤ・合板|状態次第で、そのまま貼れることも

ちょっと年数の新しい古民家や、一度リフォームされたお部屋だと、
壁に「ベニヤ」や「合板」が使われていることもあります。

この場合は、表面がめくれていなかったり、カビや浮きがなければ、そのままクロスを貼れることもあります。
ただ、反っていたり穴があいていたりすると、パテでならしたり、一部貼り替えたりする処理が必要になります。

石膏ボード|クロスに最適な下地でそのまま貼ることが可能!でも古民家ではめずらしい

石膏ボードは、今の住宅では当たり前に使われている壁材で、クロスとも相性バツグン。
でも、実は古民家ではなかなか見かけません。

クロスを貼れる状態に整える「下地処理」とは

古民家の壁にクロスを貼るためには、ただ貼るだけではなく、状態に合わせて下地をしっかり整えることが重要になります。

下地処理って何をすること?

下地処理とは、クロスがきれいに貼れるように、壁の表面や下地を整える作業のことです。
古民家の壁は、年月とともに劣化していたり、湿気で膨らんでいたり、ひび割れがあったりします。
これらをそのままにしてクロスを貼っても、すぐに浮いてきたり、剥がれてきたりしてしまいます。

ここで必要なのが、パテでの穴埋めや、シーラーでの下地の補強。
しっかりと下地を整えておけば、クロスが長持ちし、美しい仕上がりを保つことができるんです。

よく使われる下地処理方法

パテ処理

パテとは、壁の小さなひび割れや穴を埋めるための材料です。
これを使って壁の表面を平らに整え、クロスがきれいに貼れる状態にします。

ベニヤ増し貼り

土壁や砂壁など、下地が不安定な場合、ベニヤ板を増し貼りしてからクロスを貼ります。
これで、しっかりとした基盤ができるので、クロスの仕上がりも安定します。

シーラー処理

シーラーは、壁の表面に塗ることで、壁の吸水性を抑え、クロスの接着性を高める役割を持っています。
特に砂壁や漆喰など、吸水性が高い素材には必要不可欠な処理です。

古民家ならではの注意点

古民家の壁は、さまざまな素材が混在していることが多いので、それぞれに合わせた下地処理が必要です。
例えば、土壁の部屋があれば、ベニヤや石膏ボードを使って下地を整えたり、湿気の多い部屋ではシーラーをしっかり塗るなど、壁の状態を見ながら適切に処理を施します。

また、壁の劣化具合や状態によっては、パテ処理だけでなく、全面的な下地のリフォームが必要になることもあります。

下地処理がしっかりできていれば、クロスはきれいに長持ちする

下地処理をしっかり行わないと、クロスがきれいに貼れなかったり、すぐに剥がれてしまったりする原因になります。

エスアンドアールでは、一級壁装技能士が在籍しており、
その専門知識と技術で、壁の状態をしっかり見極めてから下地処理を行います。
これにより、クロスが美しく長持ちする仕上がりを実現しています。

私たちが大切にしているのは「貼れない壁に、どうやって貼れる状態をつくるか」

クロスが“貼れるかどうか”は、壁の素材で決まる。
でも、私たちが大切にしているのは「貼れない壁に、どうやって貼れる状態をつくるか」。

エスアンドアールでは、状態に合わせて下地を整えるところから、しっかり対応しています。「これ、貼れるかな…?」と不安になったら、まずはお気軽にご相談ください。

よくあるご質問|エスアンドアールに寄せられる「壁の不安」

●一部屋だけでもお願いできますか?
全然できますよ!日程都合を合わせていただける方ですと、1面からの張替えも可能です!

●壁の素材がバラバラでも大丈夫?
全然問題ないです!貼れるようにそれぞれの素材に合った下地処理などを行いますので、ご安心ください。

●見積前に相談できますか?
LINEでお写真をいただくことで、壁の状況を判断し、最適なご回答をさせていただきます!

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